京都左京区鹿ケ谷ししがたに(ちょうど哲学の道が始まるあたり)にそのお寺はひっそりとあります。過去「そうだ京都に行こう」のポスターにもなった紅葉が非常に美しいお寺です。お寺の名前は「安楽寺」。500年近く前に建立されたお寺で、年に数回期間限定でしか拝観できないところです。
安楽寺はこじんまりとした割に庭や本堂、そして書院から眺める庭の景色が素晴らしく、いつも10月にひっそりと行なわれる狂言と日舞の会の頃など光が草木の緑に反射してガラス戸(これも今は作り手がいなくなった昔の少し表面がゆらゆらときれいな平坦な面ではないガラス)を全て開放された書院が薄緑色に染まる様は、それはそれは見事の一言です。
こちらでは来月7月25日にひょうたんの形をした南瓜=鹿ケ谷南瓜を煮込み、中風よけに食す南瓜供養が行なわれます。朝9時から午後3時まで参拝に来られた方々に煮南瓜がふるまわれます。今年は25日はちょうど日曜日。もし京都観光においでになってらっしゃるのなら、銀閣寺から哲学の道ー法然院ーそして安楽寺と回って、もちろんきちんと参拝した後に鹿ケ谷南瓜をご賞味してみてもいいかもしれませんね。
投稿者:和泉屋旅館 木村
今年は新たに京の夏のイベントが増えます。
その名も京の七夕、期間は8月6日~15日まで行なわれます。堀川や鴨川のライトアップ、社寺の特別拝観や社寺も各寺院・神社の門前なども七夕の飾りで彩られ盛りだくさんのイベントです。ぜひ皆様お待ちしております。
詳細はこちらで!
投稿者 京都 緑風荘 大野昌帝
日中の日差しは汗ばむ程ですが、風は涼しく新緑もまだこれからといった嵐山から『嵐山温泉・渡月亭』の古川が報告をさせて頂きます。
京都の夏の風物詩のひとつである『床』(ゆか)・・・、鴨川沿いや貴船(かわどこ)が有名ですので、このブログをご覧の皆さまはご存じだと思いますが、嵐山からほど近い高雄でも『床』が楽しめるのをご存知でしょうか?
高雄は三尾(高雄たかお・槙ノ尾まきのお・栂ノ尾とがのお)とも呼ばれる 風光明媚な土地で、神護寺をはじめ社会の授業で聞き覚えのある『国宝・鳥獣人物戯画』もある高山寺など自然と歴史が融合した素晴らしいところなのです!
そんな土地で優雅に 『床』を楽しむなんて、こんな贅沢はありません!先取りの夏を、この高雄でいかがでしょうか?
高雄へは嵐山から車で25分ほどです。
オススメのルートとしましては『嵐山・高雄パークウェイ』がおすすめです!ルート上から嵐峡の景色はもちろん、保津川下りの船も見ることができ、マス釣りも楽しめます!
それではオススメの高雄の『床』と観光スポットを紹介させて頂きます!
もみじ家
高雄 錦水亭
神護寺
高山寺
嵐山・高雄パークウェイ
高雄もいいけど嵐山にもよって下さいね!
投稿:京都嵐山温泉・渡月亭 古川でした!
取材というか、体験レポートです。西山さんが三条大橋で「がーん」となっている頃、私は友人の紹介で大文字の点火のお手伝いに参加させて頂いておりました。
午後15時頃、銀閣地道を歩いていくと、銀閣寺の門前に大文字保存会のテントがあります。ここで護摩木の受付などを行っています(この時間までにすでに終了しています)。
銀閣寺の脇から山へ登っていきます。この山はNPO法人である大文字保存会の私有地ですが、普段は気軽に登山が行える場所となっています。この日は送り火のため登り口に「登山禁止」と看板が出ていました。恐らく時間制限があるのだと思います。まだこの時間は一般の登山客が出入りしていました。我々は一応登り口で「入山許可証」を見せて中に入りました。
持ち物は意外に少なく、2リットルの水が入ったペットボトルを各自1本。後は点火用の藁束だけです。火床となる薪は、昔は人が運んでいたのでしょうけど、今は運搬用のケーブルが設置してあり、すでに山の上に運んであります。
それでも久々の山登りなので、少々疲れます。途中2回ほど休憩し、40分程かけて登りました。ルートがいくつかあるそうですが、我々は今年の担当部分に近い一文字付近(「大」の字の横一文字)に出るルートをとりました。
到着しました。絶景です。京都市内が一望出来ます。この日は「薄曇りでところどころから日が差す」という、非常に山登り日和なお天気で、もちろん暑いですが日焼けして大変だとか、熱射病で倒れてしまうような危険はなさそうで、むしろ山の上の風が心地よく感じられる程でした。
十分時間的な余裕はありますが、早速準備に取りかかります。今年担当する場所は大の字の中心の交差部分(ここが一番大きく、4基の火床がある)から下の2つとなります。メインの火床に一番近いという意味ではかなりイイ場所です。すでに薪も用意されてありますので、これを組み上げていきます。薪と言ってもすべて護摩木で、みなさんの願いやお名前が書いてあります。護摩木には2種類あって、木を割っただけのいわゆる薪の形状をしたものと、キレイに加工してある木の札のモノがあります。若干お値段が違うようですw
まず薪状の護摩木を組んでいきます。なるべく太い木と細い木を選り分けて、太い木が外側になるように、「ロ」の字に組んでいきます。細い木は内側に組みます。さらに、太い木と細い木の隙間に燃えやすい松葉を詰めていきます。煙突状にどんどん高くなっていきます。
木の太さや形がまちまちなので、時々前後左右のバランスを見て調節しないと傾いてしまいます。傾いていると火をつけた後、くずれて早く消えてしまうことがあるので、なるべくキレイに組み上げないといけません。
薪を組んでしまうと、その後は札状の護摩木を積んでいきます。これは形が揃っているので、簡単にキレイに積むことが出来ます。
最後に回りに藁をかぶせます。藁は点火にも使用するので、少し別にしておいて、松明のような形状にまとめてしばっておきます。
万一のためと、最後の消火のために消防隊員の方に来て頂いています。どこかに貯水池があるみたいで、そこからポンプで水を持ってきます。火床が組みあがった頃に放水テストが行われます。雨が降った場合と放水テストの際に薪が濡れてしまわないように、点火直前まではビニールシートもかけておきます。
18時前には準備が終わりました。後は点火時間の20時を待つだけです。その間、点火後の撤退場所などを確認しましたが、2時間程は暇になります。おやつを食べてのんびりしていました。まだまだ日が長いですが、19時頃になると徐々に暗くなってきます。だんだんと京都の街に灯がともる様子を眺めました。ここから見ると京都駅もすぐ近くに思えます。私は普段あまり訪れることがないのですが、京都駅の南にもずっと街が広がっているのが良く分かります。
点火10分前になりました。さすがに点火は素人の出る幕は無いので、少し上のスペースヘ避難します。カウントダウンがはじまり、「北のながれ、よいかー!」、「オーッ」、「南のながれ、よいかー!」、「オーッ!」と威勢の良いかけ声が発せられます。
20時、点火です。まず最初に中心部分の4基に点火されます。大きな松明を振りかざします。うまく点火されたようで、どんどん火が強くなります。同時に回りで見ている人達からも歓声があがります。
後は正確にはどういう順番で点火されたのか良く分かりませんでしたが、どんどん火があがります。ある程度以上までは熱気で近寄ることが出来ません。炎の迫力はありますが、当然ですが全体像は良く分かりません。そう思っている内に、右手前方に見える「妙」「法」にも火がつきはじめました。非常によく見えます。
順に、舟形、左大文字にも火が灯り、いずれもよく見えました。最後に鳥居も見ることが出来ましたが、さすがに鳥居は少し距離があり、少しぼやけて見えました。
15分ほどして自然に火が消えてくると、最終的に消火されるのは消防隊員の方です。少し炭を回収して、作業は終わりです。炭は熱いので、笹にくるんで水をかけて、ゴミ袋に入れて持って帰ります。最初に運んだ2リットルのペットボトルの水は消火ではなく、このために使用するのでした。
この送り火の後の炭はお守りとして重宝されます。消火後から翌日にかけて一般の方が山を登ってこの炭を拾いに来られます。炭は半紙などに包んで、紐でしばって玄関に置いたりします。
あとは山を下りるだけなんですが、これがまた大変です。真っ暗な上にかなりの混雑です。懐中電灯を持ってくるのを忘れたので、人の灯りを頼りに下りました。やはり山を下りるに従って暑くなり、汗は出ますし、足は痛くなります。作業と言うよりこの山の上り下りで疲れました。
銀閣地道に戻ってから食べたアイスが美味しかったです。
投稿者:旅館こうろ 北原達馬
京都の夏の涼といえばやっぱり川床ですね。
暑い京都の夏をさわやかに過ごす、水面や河原に張りだした床の上で、夏の食材を使った京料理をいただく、京都ならではの風情です。鴨川、貴船、高雄が有名で、それぞれ違った風情の床を楽しむことができます。
そのなかでも鴨川の納涼床の歴史は古く、江戸時代とも。裕福な人々が中州や浅瀬に床机を設けて、客をもてなしたのが始まりといわれています。その後、貴船や高雄など自然の中で涼をとるスタイルの床が登場してきました。
●鴨川納涼床
東山、鴨川の景観を楽しみながらいただく食事は、粋なひととき。二条大橋より五条大橋の辺り
までずらりと並ぶ床には、老舗の料理屋から中華料理、イタリアン、バーなどがあり若い方や初めて京都を訪れる方でも、気軽に利用できます。
●貴船の川床
貴船の川床は、川の中に床几を並べ、渓流の水が触れるほどの高さに作られることでも有名です。また、竹やよしずなどの自然の素材が使用されており、いっそう涼しく感じることができます。また、京の奥座敷ならではの、自然の涼しさと静けさを満喫できます。
●高雄の川床
京都市内より気温が3~5度低く夏の別天地として知られる高雄。清滝川に張り出すように一段高い位置にたてられた床で屋根が有るのが特徴。天然鮎、京野菜など旬の食材を使った川床料理を楽しむことができる。また6月中旬から7月中旬頃まで、天然記念物の源氏ぼたるも見ることができる。期間はお昼 5月初旬から11月末まで。夜 6月1日~9月末頃まで。
夏も真っ盛りです。京都の夏は暑いですが、昔ながらの感じる”涼”を是非、満喫してみては。
投稿者 高雄 錦水亭 中川
http://www.kinsuitei.com/index.html
京都の旅館・南禅寺・八千代。伝統産業が大好きな中西敏之です。
夏の京の夕食には京都の地酒がおすすめです。それも冷酒が雰囲気です。京都の食文化は京料理だけでなく和菓子や御茶など、食を心から愛した粋人たちの文化です。その中でも京都の地酒は、京懐石には欠かせないものとして、現在もこだわりをもって造られています。
おすすめの京都の地酒はやはり伏見が有名です。京都の伏見のお酒は女酒と言われ、甘口で飲みやすお酒で知られています。伏見の水の水質は鉄分を含まず、カリウム・カルシウムなどをバランスよく含んだ中硬水だそうで、きめ細やかで口当たりのよい酒ができるらしいです。
京都の夏の暑さもひと段落、夕涼みしながら京都の地酒や伏見の蔵元の歴史を楽しみましょう.
京都・伏見の蔵元 山本本家
http://www.yamamotohonke.jp/index.html
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ブログ投稿者 京都の旅館 南禅寺・八千代中西 敏之
数日降り続いた雨もなんのその、今日の嵐山は本当に暑い晴天でした。
先日、用事で大覚寺に伺った時に目を奪われたモノがありましたので、今日は、ソレを紹介させて頂きたいと思い写真に収めてまいりました。
大覚寺さんの境内には大沢の池という大きな池がございます。
この池には、鯉・草魚などいろいろな生き物が生息しているようですが・・・
↑湖面の涼風に泳ぐ嵯峨の鴨 ↑陽気に誘われ甲羅干し中のすっぽん
見ていて飽きない大沢の池ですが、今日紹介したかったのは彼らではなくコチラです!↓
大沢の池の真ん中には美しい蓮が咲いております。
この蓮は、古代蓮と呼ばれる珍しい品種なのだそうです。
この古代蓮を、大覚寺の方は名古曽(なこそ)の蓮と名付けられたそうです。
本来なら見頃は8月いっぱいまでなのですが、もうしばらくは美しい蓮の花をご覧頂けそうです!
大覚寺
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投稿者:京都嵐山温泉 渡月亭 古川拓也
京都の旅館・南禅寺・八千代。中西敏之です。
やっぱり、暑いですね。京都、当館は南禅寺にあるのですが、夏の南禅寺はホントにのんびりしています。そんな南禅寺界隈は暇さ具合がドラマの撮影にもってこいらしく、よく見かけます。南禅寺界隈には琵琶湖疎水があり、昔ながらの景観に噴水やせせらぎが新緑を揺らし涼やかです。
夏の緑のおすすめの観光は竹林でしょう。あの竹林が風に揺られる音色はホントに涼やかです。おすすめの竹林はやっぱり嵯峨野です。年中通してすばらしい景色ですが私のおすすめは観光客の少ない夏と冬です。
嵯峨野の竹林。
嵯峨野めぐりの起点は「野宮神社」から竹林の小径を進むと竹林の終りが「大河内山荘」左に進むと亀山公園をへて保津川沿いを嵐山に戻ります。
右に進むと、トロッコ嵐山駅を経由して「常寂光寺」「落柿舎」
二尊院」へと道が続きます。そして私のおすすめの「祇王寺」があります。
祇王寺。
「祇王寺」は平清盛の寵愛を失った白拍子祇王と妹の祇女が余生を送った寺です。夏の新緑の木々を縫って差し込む木漏れ日は緑のじゅうたんに吸い込まれ、その眺めはまるで一枚の絵画のようです。今は新緑の絵画ですが秋には朱の絵画が眺められます。嵯峨野に在るこの二枚の絵画は間違いなく必見です。 秋の祇王寺
京都の暑さの中、しっかり汗かいて、竹林や祇王寺で涼む事で、「京都の涼」を感じてみては。
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ブログ投稿者 京都の旅館 南禅寺・八千代
中西 敏之
東山区の元奈古です。
京都で「涼」を感じることは沢山あると思います。
夏の涼の一つに「肝試し」や「霊体験」等、背筋の凍る体験談。
子供の頃、そんな話しを好んで聞いては、夜のトイレやお風呂場で、
背中に寒気を覚えた記憶が大人になっても蘇ります。
そんな「涼」でよろしければ、下記の展覧がよいかと思います。
・高台寺「百鬼夜行展」
・平成20年7月11日(金)~8月31日(日)
・時間:午前9時~午後5時
投稿者:旅館元奈古 東野正和
今日は五山送り火が行われます。8月の京都最大の行事と言えます。「送り火」と呼ばれるように、お盆にお迎えしていた先祖の霊を、再び冥府へ迷わずお帰り頂くための宗教的行事とされます。
しかしながら、その起源はまったく不明という、まさに民間の風俗と言える行事です。
現在は五山に「大文字」、「左大文字」、「舟形」、「鳥居」、「妙」、「法」の6つの文字と記号が灯されますが、かつてはこの他に「い」や「一」、「蛇(これは文字だったのか記号だったのか分からない)」、「竹の先に鈴」と言った山があったそうです。京都の古地図を見れば「い」の山が描かれているのは見ることが出来、比較的最近まであったことが分かります。5年くらい前に「い」の山がはっきり見つかったということが新聞記事に載っていました。ただ、あまりにも低い山のため、再開の見込みはないとのことでした。非常に残念です。実はそのうち点火したいと思っています。
その他の失われた山については、場所すらまったく分からないらしく、ほんの100年ほど前のことなのに、存在したことしか伝わっていないというのがとても不思議な気がしますが、最初に言ったように常に民間の力で行われてきたからこそ、そのようなことになっているのでしょうね。
毎年この送り火を見ると、夏が過ぎ去っていくという気がしてもの悲しくなります。まだしばらく暑い日が続くでしょうけど、送り火を見ながら過ぎゆく夏の風情を感じて下さい。
投稿者:旅館こうろ 北原達馬
京都の旅館・南禅寺・八千代。伝統産業が大好きな中西敏之です。
京都の夏は暑いです。その理由に京都が内地であることや、住居が京町屋に良くある鰻の寝床と呼ばれる奥に細長いつくりであり、風通しが良くないことがあげられます。その中での工夫に建物の中間に坪庭を設け、採光と通風を確保しました。
屋内は襖や障子で細かく仕切られ、畳などと共に保温に対応しています。しかし夏には酷暑の理由でしかありません。そこで登場するのが竹でできた御簾(みす)です。(現在、多く普及しているのは葦などでできた”すだれ”です。)
御簾(みす)は、真竹(まだけ)・女竹(めだけ)と言う竹を極く細長く(2mmくらい)削って色染めした後、一重あみで 絹糸または木綿糸で竹を編み上げた当時より葦などで作られたすだれに比べ、手間ひまがかかる高級品です。
御簾と籐・あじろでしつらえた夏の和室。
もうひとつ、夏のしつらいに欠かせないのが網代、むしろと呼ばれる敷物です。あじろは色牙、セガ籐(インドネシア産のヤシ属トウ科に属するつる性の植物です。)を職人の手によって編みこまれたもので、編みの工程では熟練した職人が1ヶ月に約1㎡と、たいへん手間の掛かる作業でお値段もすごいです。
なんとも涼やかな空間ですね。
籐・あじろ 籐・むしろ
昔ながらの手作りの籐・あじろは裏に和紙を使用した渋紙(しぶがみ)を貼り、周囲を籐でかがってあります。籐の表皮はホーロー質のため熱を吸収しませんのでお部屋を冷暖房して頂くとその熱を床下へ逃がしません。また水辺の植物の特性である吸水性に優れ、部屋の湿度を下げてくれます。
籐・あじろはさりげない風格と気品のある夏の敷物の王様です。自然の涼しさをお部屋いっぱいに広げます。
他にも玄関の水打ちや、風鈴、縁側のすだれや、浴衣姿など”京都の涼”はたくさんあります。京都の夏はとても暑いですが、そんな中で培われた生活の知恵を体験するのも京都の旅行や観光のおすすめの醍醐味かもしれません。
あじろ・むしろ販売店
http://item.rakuten.co.jp/landmark/c/0000000273/
ブログ投稿者 京都の旅館 南禅寺・八千代
中西 敏之
京都の旅館・南禅寺・八千代。伝統産業が大好きな中西敏之です。
京都の夏はとても暑いです。そんな中、見た目ぐらいは涼やかな.おすすめ.スタイル「浴衣・着物」で京都,観光を楽しみましょう。
今年の夏は 京都府旅館生活同業組合青年部のインターネット委員会のメンバーで、浴衣で活動することにしました。しかし、この歳になるまでなかなか和服を着る機会がなかったため、簡単には着れませんでした。そんなわけで今回は男.性の浴衣の着付けを説明します。
1
まず肌襦袢をつけます。(なくてもOK)これは男.性用のU首のシャツでも代用できます。汗をよく吸う素材のものを使用してください。(ももひきなんか着ると渋いです。笑)次に浴衣を羽織ります。両袖を持って軽く引き、浴衣が体の中心にキチンと来ているかを確認します。
2
まず上前にくるほうの左の身ごろをちょうどよいところまで合わせます。それから、下前と入れ替えます。この時腰から下はしっかりと体に添わせて巻きつけてください。
(もともとは海外のお客様のための写真です。。。ちなみにこれ私です。)
3
腰骨の辺りにしっかりと紐を締めます。紐の上から伊達締めをするとより着崩れを防ぐ事が出来ます。衿は首に添わせてください。その分胸元はゆったりと合わせます。
少し低めに結ぶとこなれた感じになります。
ここまでは簡単ですが、”帯”ここからが難関です。
~帯の結び方・貝の口編~
手先の方は縦に二つ折りにしておきます。
手先30cmのところを体の中心に固定して体に時計と逆周りに2~3回巻きます。(巻く回数は帯の長さと体型によって変わります。)巻き終わったらたれ先を体の内側に二つ折りし、残りの長さを60~70cmほどに調整します。
手先をしたに下げ、二つ折りにした「たれ」を動かして「たれ」で結びます。
「たれ」を綺麗に広げて、斜め下にいったん下ろし、さらに折りあげます。
手先を通して、しっかり結びます。
形を整えて、背中側にぐるりと回して出来あがりです。(時計回りに回します。)
簡単ですが参考になればと思います。
現在は旅館に宿泊される海外の宿泊客の方に浴衣を着付けることが多くなり、私も週に4日ほど職場で着用しています。(外国人のお客様への宣伝です。笑)今ではかっこよく浴衣が着れる様になりました。やっぱり日々の慣れですね。
ブログ投稿者 京都の旅館 南禅寺・八千代
中西 敏之
暑い暑いと言われる夏の京都(冬は冬で寒いと言われるのですが・・・)。そんな暑い夏だからこそ楽しめる京都の「涼」というものがあります。
まずは「川床」。鴨川、高雄、貴船で楽しむことが出来ます。川のせせらぎの上で、お食事やお酒を楽しんで下さい。
そして浴衣。着物を着る機会がどんどん減っていると思いますが、比較的手軽に着られるのが浴衣。その浴衣が着られるのは夏だけです。夏の京都の町に浴衣はピッタリです。市内の各旅館では浴衣のレンタルや販売もされていますので、是非チェックしてみて下さい。
夏の味覚も楽しみですね。私は鱧も鮎も大好きです。甘味もいいですね。見た目に涼しげな和菓子もたくさんあります。
また暑いほど冷えたビールや日本酒も美味しく頂けます。旅館のなかにもこの時期は趣向をこらしてビアガーデンを行われているところがあるんですよ。
投稿者:旅館こうろ 北原達馬