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桜ビスク人形!

6月 23rd, 2010

みなさん桜ビスク人形を御存知でしょうか?たぶん知ってる方はおられないでしょう。私も初めて知りました。 大正モダニズムの影響を受け 日本で独自にデザイン・製造されていた桜ビスク人形。昭和30年代頃を境に何らかの理由で姿を消した。いまだに詳細はわかっておらず、歴史を調べるのにも至難の業である。 そんな桜ビスク人形を復活させるべく、京都にさらすくという会社が立ち上がった。少々現代風にはアレンジされているが、桜ビスク人形が手に入るのは、ここだけであろう。 詳細はこちらで! 桜ビスク人形 投稿者:京都 緑風荘 大野昌帝
京都は修学旅行生もたくさん訪れる町です。特に春と秋の修学旅行が多く、これからは春の修学旅行シーズンに突入です。 毎年この春と秋に京都府旅館組合・団体旅館部会は、京都市さんや旅行エージェントさん達と協力してJR京都駅にて修学旅行生をお迎えするイベントを行っています。 5月に計3回行います。今日はその第一日目です。今年はこの歓迎式にとま郎が初めて参加します。 京都駅にご到着の修学旅行生さんたちをホームから誘導し、改札を抜けるまでの通路でお迎えします。 この様にずらりと並んでお出迎えです。バスガイドさん達、旅館組合のメンバー、京都市観光課のみなさん、旅行エージェントのみなさん、東映太秦映画村の俳優さん(今年は竜馬バージョンの衣裳でした!)もいらっしゃいます。また、お琴の生演奏もあります。 とま郎は「たわわちゃん」と再会。たわわちゃんもやる気満々です。 学生の列がやってきます。組合の理事長がご挨拶します。今日はこの時間におよそ1100名の学生さんがご到着です。 竜馬姿の俳優さんや2体のゆるキャラに学生さん達も大喜び。近くで見ていた海外からの観光客の方も大喜び。でも「一体何のセレモニーなんだ!?」と不思議そうでした。 とま郎もみくちゃです。最後は枕をバシバシ叩かれていました。でも未来の旅行者であるたくさんの修学旅行生とふれあえてとま郎も満足でした。 残る二回は11日と14日です。 投稿者:旅館こうろ 北原達馬
旅館組合公式ホームページ「よろしおす京の旅館」のコンテンツ、特集ページの第一弾として「京都の花街・お茶屋遊びって?(仮題)」の取材を行いました。 イメージキャラクター「とま郎」くんを含む青年部IT委員会の有志計5名で祇園のお茶屋さんを訪れました。はじめてのお茶屋にとま郎はドキドキです。 しかし、それよりもっとすごいのはお茶屋さんがゆるキャラを受け入れてくれるのはおそらく史上初ということです。この辺が京都ブランドを背負うとま郎の強みです。 この取材の詳しい内容は後日、上記の公式ホームページ内の特集ページに掲載されます。 さて、広い座敷に通されたとま郎が最初に体験したのは舞妓さん、芸子さんの舞の観賞です。 ちょっぴり緊張しながらも舞を観賞するとま郎。意味は分かっているのでしょうか? 大丈夫です。とま郎は「見かけは子供、頭脳は大人(と言うか神)」なので。 舞を観賞した後はいわゆる「お座敷遊び」を体験しました。代表的な「金毘羅船々」と「トラトラ」です。 まずは金毘羅船々です。見よう見まねで動いてみるとま郎。のんびり屋のとま郎はすばやい動きは苦手です。 でもなんとなく楽しめた模様。この遊びのルールは公式ホームページで。 次のトラトラをはじめる前に、ちょっと休憩。取りあえず席についてくつろぎます。舞妓さん、芸子さんに座って頂いて、両手に花のとま郎です。写真撮影がはじまるので、ちょっとメイクさんが入っています。 軽くノドを潤した後、次はトラトラです。 トラトラは体で表現するじゃんけんの様な遊びです。「虎」、「和唐内(武者)」、「和唐内の母」の三種の手を出して勝ち負けを決めます。あいこもあります。 これも詳しいルールは公式ホームページの特集ページに後日アップします。 とま郎も舞妓さんからレクチャーを受けながらポーズをとってみます。 芸子さん、舞妓さんに色々なところを調べられるとま郎。タネも仕掛けもございませんw 最後はなんとなくポーズ! 枕がないと泣いてしまうはずなのに、そんなことも忘れてすっかりお茶屋を楽しんだとま郎でした。 ※はじめてお茶屋さんを利用するにはどなたかのご紹介か専門の業者を通す、または旅行業者のツアーに参加すると言ったことが必要です。こちらについても公式ホームページにおいて出来る限り案内をしていきたいと考えております。 投稿者:旅館こうろ 北原達馬

● ハトの情報

3月 10th, 2010

東山区の元奈古です。 今日はとても寒いですが、早く春が来ないかなと思っているので、 春を求めて円山公園に出かけました。 桜はまだ咲きそうにも無く、特に春らしさは感じませんでした。 ただ、東山を背景に柳と鳩がとても印象的でしたので、 鳩についての情報をお伝えします。 この円山公園の売店では、鳩の餌が売っています。 (画像の○部分には「ハトのえさ100円 手にのるよ」っと書かれています) そして、何故か→の先に鳩の銅像があります。 立派な鳩の銅像です。 銅像の後ろへ廻ると、何故か足下に一カ所だけ台があります。 台へ登って見渡すと、鳩の後ろ姿と東山の景色が見えました。 よくわかりませんでした。 ーWikipediaー 「鳩」(九+鳥)の字にある(九)は鳴き声(クルッククゥー)からきた、 とする説がある。 ●投稿者:旅館元奈古 東野正和
昨日は市役所前で行われた消防署の「住宅用火災報知器」設置推進イベントに参加してきました。 市役所を訪問したのは市長にご挨拶して以来です。 消防署には旅館も何かとお世話になっています。住宅用の火災報知器の設置を推進することは、京都の町を守るためにも必要です。そんな使命感でイベントに参加するとま郎でした。 先日のせんとくんとの交流に続いて、この日は京都を代表するゆるキャラである「たわわちゃん」とも初対面。「Do you KYOTO?」のエコちゃんも一緒です。三人で記念撮影。 京都の町でとま郎を見かけたら気軽にお声掛け下さい。 投稿者:旅館こうろ 北原達馬
2月26日(金)、東京にある京都館の春の観光キャンペーンにとま郎くんも参加してきました。 京都館はJR東京駅から徒歩1分ほどの場所にあるヤンマービルの1階です。イベントはそのすぐ近くの八重洲地下街で行われました。 朝7時40分の新幹線で東京へ向かいます。10時に東京に到着し、まずは京都館のあるヤンマービル内の京都市東京事務所に行きました。今日のイベントの司会の方と軽く打合せを行い、準備を整えます。 ビルのエレベーターを使って、地下街に降ります。11時30分からオープニングイベントです。今日のイベントには京都からはとま郎くんと宮川町の舞妓さんである「とし夏菜」さんと「とし真菜」さんが参加しています。さらに、奈良県からはあの「せんとくん」も参加です。今年、奈良県では遷都1300年の記念事業が行われます。その関係で今年は京都、奈良が手を組んで観光誘致に取り組んでいくことになります。 まずは司会の方が舞妓さん、とま郎くん、せんとくんを順番に紹介していきます。とま郎は東京デビューです。まだまったく知名度がありません。集まったお客さんの反応も薄いです(悲)。逆にせんとくんの人気はさすがです。 3月13日からはじまる東山花灯路、京都伝統産業の日などのイベントが告知されます。宿フェアにはまったく触れず・・・。 舞妓さんが舞を披露したり、クイズを行ったり、京都館の宣伝をしたりしながら、パンフレットを配ります。 来場者との記念撮影も行いました。 知名度ゼロのとま郎も舞妓さんといるときは大人気ですw 有名になってやる!と心に誓うとま郎です。 せんとくんとも記念撮影。せんとくんは何かと気を使ってくれました。見た目の通りおだやかなキャラクターです。 ちなみに今回のとま郎は少しだけバージョンアップしています。枕がお腹に装着出来るようになりました。前は手で持っていたのですが、それがなかなか大変でした。 イベントは大成功!盛り上げ役の4名で記念撮影。 次に東京に来たときにはみなさんから声をかえて頂けるようにがんばります! 投稿者:旅館こうろ 北原達馬
本年も旅館青年部ブログをよろしくお願い致します。 元旦は雪もちらつく寒さでしたが、2日は穏やかな天気で日中は暖かかったです。 JR京都駅から八坂神社までぷらぷら歩いて来ました。毎年やっているような気がする新春お散歩です。 私は時々友人をつれて観光案内をしますが、JR京都駅からバスは利用しません。バスターミナルがとても混み合っていて、バスに乗るまでが一苦労だからです。 京都駅から利用するなら近鉄電車や地下鉄です。 あるいは徒歩です。三十三間堂あたりまで行くならバスを待っているうちに歩いた方が早いし楽しいです。 清水寺や金閣寺方面に行くとしても地下鉄に乗ってひとまず京都駅からは離れてしまった方が良いと思います。 この日は京都駅からまず三十三間堂(蓮華王院)方面へ向かって歩きました。 この辺は見所満載です。 まずすぐに東本願寺が見えてきます。昨日は東本願寺には寄らずに七条通を東へ向かいます。鴨川を渡るとすぐに三十三間堂が見えてきますが、その手間にある豊国神社と方広寺も見逃せないスポットです。豊国神社は名前から分かるとおり、豊臣秀吉公を祭る神社です。「こんなところにこんな見事な唐門があるのか」という唐門があります。 また「宝物館」も秀吉縁の価値があるのか無いのか良く分からない宝物がたくさんあって面白いです。秀吉の「歯」なんてのもあります。 そのすぐ隣にあるのが方広寺。かつては三十三間堂を含む広大な敷地を持つお寺だったそうですが、今は明らかに傾いているお堂と、巨大な梵鐘だけが残っています。しかし、この梵鐘は見応えがあります。みなさんが教科書でご覧になった、大阪の陣の引き金となった「国家安康君臣豊楽」の銘文が刻んである、あの鐘です。すごい大きさです。 しかし、もっとビックリするはかつてこの場所には東大寺の大仏を上回る巨大な大仏と大仏殿があったということです。 木製の大仏だったそうで、消失してしまったそうです。昭和の時代までお顔だけは残っていたそうですが、それも今はありません。七条通の交差点にある交番に「大仏前」という名前だけが今も残っています。 さて、そんな豊国神社と方向寺もさらっと通り過ぎ、三十三間堂が見えてきます。ここの1001体の千手観音は確かに見応えがありますが、この三十三間堂の東側にも興味深いお寺がありますので、お見逃し無く。 養源院です。ここには「血天井」があります。1600年の伏見城での戦いの際、最終的に伏見城を守っていた多くの武士が自害しました。お城の廊下は血に染まっていたそうです。この血に染まった廊下の板を京都にある5つのお寺の天井に使用することで霊を供養しています。その5つのお寺の一つが「養源院」。残る4つは「正伝寺」、「源光庵」、「宝泉院」、「興聖寺」です。 私は養源院と源光庵しか行ったことがありませんが。何百年も前の戦の様子を生々しく肌で感じることが出来ます。なんだかんだ言って平和な現代日本に感謝です。 三十三間堂の前の七条通を東の突き当たりまで行くと智積院です。大変大きなお寺です。最近こちらのお庭がCMによく登場しています。長谷川東伯の襖絵も有名です。 七条通とT字に接する南北の通り、東大路通を北へ向かうと清水寺へ登る五条坂方面へ続きます。途中、通称「女坂(おんなざか)」と呼ばれる坂もあります。ここは京都女子大学を始め、附属の女学校があり、たくさんの女性が上り下りしていることからそう呼ばれています。ちなみに坂を一番上まで登るとこちらには秀吉の墓所「豊国廟」があります。 京都駅からここまでの道のりには、観光でお越しのお客様はそれほどたくさんいらっしゃいませんでした。 ところが、女坂を通り越して更に東大路を北へ進んで、五条の交差点に辿り着くと様子が変わります。清水寺方面へ向かう方でいっぱいです。 私は途中で西へ入って、六波羅の辺りをブラブラして行きました。六波羅蜜寺もたくさんの人で賑わっていました。なんとなく好きなお寺です。いつもはここで皇服茶という縁起物のお茶を頂くのですが、人が多いので遠慮しておきました。 六波羅から再度東大路に戻り、高台寺へ続く坂を東に登ります。 この辺りはずっと賑わっています。今回気になったのは、そんな観光の一等地に空き家や売り家がいくつもあったことです。通りに面したすごく良い場所が空いていたりします。一等地に空きが出てもすぐに埋っていないことに不安を感じますね。 ねねの道を円山公園に向かって歩きます。円山公園に入ると屋台がたくさん出ていました。朝出発して、すでにお昼になっていましたが、何も食べていなかったので屋台でやきそばを買って食べました。昼食をとれるような場所はどこも行列が出来ています。 円山公園から八坂神社に入り、人混みに飲まれながら四条通に出ました。ねねの道に入ったあたりから人が多くて疲れてしまいました。もう少し色々なところを見て回る予定だったのですが、疲れてしまったので今回は八坂神社までとしました。 たぶん人を連れて歩いていたら、三十三間堂周辺で半日終わっていたと思います。ほんの少しポイントを外しただけで、ゆっくり見て回れるスポットがたくさんあります。 特に今月あたりは三が日も終われば、残念ながらお客様も少ない時期ですので、のんびりした観光を楽しんで頂けると思います。 投稿者:旅館こうろ 北原達馬
京都府旅館組合のイメージキャラクター、とま郎くんが25日に梅小路公園で行われた京都青年中央会のお祭り「CAPフェスタ」でデビューしました。 当日は天気が心配されましたが、幸い雨にあうことなく、たくさんの方が梅小路公園へ足を運んで下さいました。日曜日で子供向けのイベントも多数用意されていましたので、お子様連れのご家族がほとんどです。 CAPフェスタは京都青年中央会という京都の各業界の青年部の集まりが主催するお祭りです。2年に1回行われます。CAPフェスタではそれぞれの組合が色々なブースを出店します。飲食からゲームのようなものまで色々です。 旅館組合は何故かフランクフルトを販売しています。 CAPフェスタとしては一応それぞれの組合の「青年部らしさ」というものブースで表現するようにとの主旨がありますので、今年は少しでも旅館を表現するためにテントを飾り付けたりしました。 そして、今年の旅館組合の目玉として連れてきたのがとま郎くんです。 とま郎くんと旅館組合のブースです。テントに瓦のデコレーションをしました。テント内には床の間も設置しました。 とま郎くんが登場して会場を練り歩くと、すぐに子供達に囲まれました。色々な方にかわいいと声をかけて頂きましたが、特にお子さんには喜んで頂けたようです。大変好評でこちらもうれしくなりました。 とま郎くんの特徴的なアイテムが「まくら」です。特注の巨大まくらを用意してあります。写真のように、子供達にはまくらと一緒に並んでもらったりしました。 これからも機会があればとま郎くんにはどんどん活躍してもらいますので、みなさんもどこかでとま郎くんを見かけたら、是非お声掛け下さい(とま郎くんはしゃべりませんが・・・)。 ちなみに、新紀元社さん発行の「日本全国ご当地キャラクター図鑑2」にも今回とま郎くんが掲載されておりますので、是非ご覧下さい。 投稿者:旅館こうろ 北原達馬
こんにちは。もう10月ですね。しかし、今年の京都はまだ暑く、日中は汗ばむこともあります。 このブログもこれでオープンしてまる二年が経ちました。ありがとうございます。 さて、今年新たに誕生した組合のイメージキャラクター、新「とま郎」くん。新しいとま郎には、初代とま郎には出来なかった、広告戦略、商品展開を行っていきたいと思います。 各地のゆるキャラにはすっかり遅れをとっていますが、現在着ぐるみを作製中です。着ぐるみの作製などなかなか経験出来ることではありませんが、楽しい作業です。もちろん自分で作るわけではありませんが、業者さんと色々打合せをしないといけません。 まずは平面のイラストを何点か業者さんに送ります。そうすると、そのイラストを元に、立体化のためにデフォルメした二面図(もしくは三面図)を書いて頂けます。 立体化しようとすると、どうしてもデフォルメが必要になります。もとのイラストのイメージを壊さないよう、なおかつ現実的に立体化出来るよう、考えていかなければなりません。 最初の二面図を頂いた後、着物の長さ、帯の位置、足の位置、顔の輪郭など、修正点の指示を出しました。 その後再度提出されたのが、以下の二面図です。 イラストで二頭身に近いキャラクターは立体化する際、どうしても頭と胴体の割合が崩れてしまいます。その違和感を最低限に留めるため、着物の長さを短くしました。 次に二面図を元に、粘土で立体の原型が作製されます。粘土原型を見ると、ようやく本当に着ぐるみが完成した際のイメージが分かります。 粘土原型は写真を提出して頂き、これについても烏帽子の形、足の大きさ、ほっぺたの形、着物の形等の修正点を指示させて頂きました。 で、以下が最終の粘土原型です。 粘土が完成すると、これを元に型紙を作製し、生地を裁断、縫製という作業に移っていきます。粘土の原型監修と同時進行で、生地の選定も行っていました。 これも初めてのことなので、どういう基準で選んでいいのか良く分かりません。でも基本的にフワッとした手触りの良い生地を選びました。 とま郎は「大きな枕」を抱えているのが特徴ですが、この枕も着ぐるみ用にスーパーサイズの物を特注で製作中です。 現在は行程表によると、裁断の最終段階で、縫製も始まっています。納品予定は今月20日です。 楽しみです! そして、皆様の前に披露されるデビューの日は10月25日(日)、梅小路公園で行われる「CAPフェスタ」となります。 10月25日は梅小路公園にお集まり下さい。CAPフェスタは京都の様々な組合が多数のブースを出店するお祭りです。 いわゆる屋台の様なお店がたくさんありますので、ご家族でお楽しみ頂けます。 投稿者:旅館こうろ 北原達馬

【取材】大文字山

8月 18th, 2009

取材というか、体験レポートです。西山さんが三条大橋で「がーん」となっている頃、私は友人の紹介で大文字の点火のお手伝いに参加させて頂いておりました。 午後15時頃、銀閣地道を歩いていくと、銀閣寺の門前に大文字保存会のテントがあります。ここで護摩木の受付などを行っています(この時間までにすでに終了しています)。 銀閣寺の脇から山へ登っていきます。この山はNPO法人である大文字保存会の私有地ですが、普段は気軽に登山が行える場所となっています。この日は送り火のため登り口に「登山禁止」と看板が出ていました。恐らく時間制限があるのだと思います。まだこの時間は一般の登山客が出入りしていました。我々は一応登り口で「入山許可証」を見せて中に入りました。 持ち物は意外に少なく、2リットルの水が入ったペットボトルを各自1本。後は点火用の藁束だけです。火床となる薪は、昔は人が運んでいたのでしょうけど、今は運搬用のケーブルが設置してあり、すでに山の上に運んであります。 それでも久々の山登りなので、少々疲れます。途中2回ほど休憩し、40分程かけて登りました。ルートがいくつかあるそうですが、我々は今年の担当部分に近い一文字付近(「大」の字の横一文字)に出るルートをとりました。 到着しました。絶景です。京都市内が一望出来ます。この日は「薄曇りでところどころから日が差す」という、非常に山登り日和なお天気で、もちろん暑いですが日焼けして大変だとか、熱射病で倒れてしまうような危険はなさそうで、むしろ山の上の風が心地よく感じられる程でした。 十分時間的な余裕はありますが、早速準備に取りかかります。今年担当する場所は大の字の中心の交差部分(ここが一番大きく、4基の火床がある)から下の2つとなります。メインの火床に一番近いという意味ではかなりイイ場所です。すでに薪も用意されてありますので、これを組み上げていきます。薪と言ってもすべて護摩木で、みなさんの願いやお名前が書いてあります。護摩木には2種類あって、木を割っただけのいわゆる薪の形状をしたものと、キレイに加工してある木の札のモノがあります。若干お値段が違うようですw まず薪状の護摩木を組んでいきます。なるべく太い木と細い木を選り分けて、太い木が外側になるように、「ロ」の字に組んでいきます。細い木は内側に組みます。さらに、太い木と細い木の隙間に燃えやすい松葉を詰めていきます。煙突状にどんどん高くなっていきます。 木の太さや形がまちまちなので、時々前後左右のバランスを見て調節しないと傾いてしまいます。傾いていると火をつけた後、くずれて早く消えてしまうことがあるので、なるべくキレイに組み上げないといけません。 薪を組んでしまうと、その後は札状の護摩木を積んでいきます。これは形が揃っているので、簡単にキレイに積むことが出来ます。 最後に回りに藁をかぶせます。藁は点火にも使用するので、少し別にしておいて、松明のような形状にまとめてしばっておきます。 万一のためと、最後の消火のために消防隊員の方に来て頂いています。どこかに貯水池があるみたいで、そこからポンプで水を持ってきます。火床が組みあがった頃に放水テストが行われます。雨が降った場合と放水テストの際に薪が濡れてしまわないように、点火直前まではビニールシートもかけておきます。 18時前には準備が終わりました。後は点火時間の20時を待つだけです。その間、点火後の撤退場所などを確認しましたが、2時間程は暇になります。おやつを食べてのんびりしていました。まだまだ日が長いですが、19時頃になると徐々に暗くなってきます。だんだんと京都の街に灯がともる様子を眺めました。ここから見ると京都駅もすぐ近くに思えます。私は普段あまり訪れることがないのですが、京都駅の南にもずっと街が広がっているのが良く分かります。 点火10分前になりました。さすがに点火は素人の出る幕は無いので、少し上のスペースヘ避難します。カウントダウンがはじまり、「北のながれ、よいかー!」、「オーッ」、「南のながれ、よいかー!」、「オーッ!」と威勢の良いかけ声が発せられます。 20時、点火です。まず最初に中心部分の4基に点火されます。大きな松明を振りかざします。うまく点火されたようで、どんどん火が強くなります。同時に回りで見ている人達からも歓声があがります。 後は正確にはどういう順番で点火されたのか良く分かりませんでしたが、どんどん火があがります。ある程度以上までは熱気で近寄ることが出来ません。炎の迫力はありますが、当然ですが全体像は良く分かりません。そう思っている内に、右手前方に見える「妙」「法」にも火がつきはじめました。非常によく見えます。 順に、舟形、左大文字にも火が灯り、いずれもよく見えました。最後に鳥居も見ることが出来ましたが、さすがに鳥居は少し距離があり、少しぼやけて見えました。 15分ほどして自然に火が消えてくると、最終的に消火されるのは消防隊員の方です。少し炭を回収して、作業は終わりです。炭は熱いので、笹にくるんで水をかけて、ゴミ袋に入れて持って帰ります。最初に運んだ2リットルのペットボトルの水は消火ではなく、このために使用するのでした。 この送り火の後の炭はお守りとして重宝されます。消火後から翌日にかけて一般の方が山を登ってこの炭を拾いに来られます。炭は半紙などに包んで、紐でしばって玄関に置いたりします。 あとは山を下りるだけなんですが、これがまた大変です。真っ暗な上にかなりの混雑です。懐中電灯を持ってくるのを忘れたので、人の灯りを頼りに下りました。やはり山を下りるに従って暑くなり、汗は出ますし、足は痛くなります。作業と言うよりこの山の上り下りで疲れました。 銀閣地道に戻ってから食べたアイスが美味しかったです。 投稿者:旅館こうろ 北原達馬

西陣ツアー

5月 11th, 2009

 こんにちは やっと ゴールデンウイークもあけ ほのぼの毎日の西山です。 先日、ROVER ARCHITECTSという都市建築事務所の 『西陣ツアー』がありましたので 行ってきました。   まずは『MACHIYA DE ほっ』です。 西陣の 千両ケ辻 にある南久美子さんのユーモアギャラリーです。    そして おたまさんの実家といわれている町屋です。    そして こちらが『うだつ』です。町屋がいい感じになってくると、うだつを作って、うだつが上がるようにします。とのことです。 またこちらの実家より おたまさんが将軍家にいったので、玉の輿というのが出来たそうです。おたまさん すごーい。です  そんでもって 三上家の路地です。 西陣で有名な美しい路地空間です。軒の距離感や通路とのバランスが洗練された造形美を生み出しています。現在は写真家・陶芸家などの若いアーティストのゲイジュツ活動の場として脚光を浴びているそうです。(ちなみに ハチミツ専門店があり、『ドラート』は人気でした。)  そして、織成館です。かなり、立派な建物でした。おじさんに 織り方を教えていただきまして 面白かったです。 そして、町屋カフェ 『レトワメゾン』です。 西陣の住宅地にある町屋カフェ。フランス語で 『3つの居住空間』を意味するそうです。2階は1部屋宿になっていまして。水周りはいい感じに奇麗になっていました。隠れ家的です。値段は約2万円ぐらい(泊まりのみ)だそうです。 すいません。値段は話のなかでちら聞きしたので、予約されたい方はホームページをキチットみてください。  それと、京西陣菓匠『宋禅』です 以上 3時間ほどの 徒歩ツアーでした。 今度又 ツアーをつくって 西陣めぐり とかします。 なかなか、京都に住んでいる人も行かない場所で また違った京都がみれました。 投稿者 NISHIYAMA RYOKAN 西山

花見茶会

4月 6th, 2009

今年は桜が開花してからなかなか満開になりませんでしたね。 やっと先週末から気温が上がって一気に桜が咲いてきました。 そんなわけで、建仁寺のすぐ裏にある永源院というお寺でお花見茶会があるとの事で行ってきました。京都に住んでいてもなかなかお茶会に参加する機会がなくて一度体験してみたいと思っていたところ、(社)茶道裏千家淡交会青年部の方に「お花見茶会を開催します。若手の会なので気楽に参加してみてはどうですか?」とのお誘いを受けて参加させて頂きました。 (お茶席では気が小さいので写メなど撮れませんでした。。ので、永源院の写真を載せます。)    永源院は織田信長の弟であり、千利休のでしでもあった織田有楽斉によって造成され、名席「如庵」は国宝にも指定されています。(犬山に移築され、現在は2008年に再現された) 「如庵」も見学して、解説をして頂きました。「如庵」は侘びた表情の中にも随所に意匠が施され、作り手の奔放な遊び心さえ感じさせる空間となっています。茶室のデザインに遊びを取り入れたのが「如庵」であり、有楽斉でありました……いろいろ聞いたのですが…すいません、あんまり詳しく分かりませんでした。確かに見ていて、床の間の脇に斜めに走る壁があったり、窓の格子に趣向が凝らしてあったり、壁紙に暦紙を使っていたり。自分の中の茶室とはちょっと違う?ってう感じはしました。これを機会に勉強したいですね。 肝心の茶席ですが、庭には大きな枝垂れ桜が咲いていたのに茶席は襖を閉めて外がまったく見えない席でした。花見茶会なのになぜ??と思っていたところ、主催された方から、「私はここの襖に描かれている桜がとても大好きで是非みなさんにも見て頂きたかった。」との事でした。 ここで思い出したのが、千利休のこんなエピソードでした。 ある朝、利休は秀吉に「朝顔が美しいので茶会はいかがですか」と使いを出したました。秀吉が“満開の朝顔の庭を眺めて茶を飲むのはさぞ素晴らしいだろう”と楽しみにやって来ると、庭の朝顔はことごとく切り取られて全くない。ガッカリして秀吉が茶室に入ると、床の間に一輪だけ朝顔が生けてあった。一輪であるがゆえに際立つ朝顔の美しさ!秀吉は利休の美学に脱帽したという。 わざわざ庭の綺麗な枝垂れ桜を見えなくして、襖の桜を際立たせたのでしょうか。 私なら両方眺めて楽しんだらいいんじゃ?なんて思いますけど、おもてなしの心って奥が深いですね。 投稿者:ホテル杉長 杉原
待つこと約1ヶ月。 留守電に着物が仕立て上がったとの連絡が入っていたので、早速受け取りに行きました。 仕立て上がった長着と羽織です。折角なので試着してみます。 やはり、自分用に仕立てた物はしっくりきます。軽くてイイ感じです。 これが長着に共色で入れてもらった紋。思ったよりはしっかり見えます。 羽織も着てみました。やっぱり羽織ると言うのかな?考えてみると「羽織る」って言葉は今でも日常的に使いますが、羽織があったから使った言葉ですよね。羽織を着用する際の行為がそのまま動詞になっています。面白いです。 ちなみに羽織紐がなかったので、その場で選んで購入しました。 さて、これで今回の取材、「着物を誂えよう」は完結です。 写真撮影、取材等、色々ご協力頂きましたえいたろうさん、ありがとうございました。 ◆男のきもの えいたろう屋 〒604-8166 京都市中京区三条通烏丸西入北側 文椿ビルヂング1階東南角 営業時間:11:00~20:00 定休日:なし TEL/FAX:075-211-2255 http://www.eitarouya.com/ ちなみにえいたろうさんは同じお名前で和食の食事処も経営されています。 こちらも予約必須の人気店です。 ◆えいたろう屋 京都府京都市中京区御池通室町東入ル龍池町448 営業時間:17:30~23:00 定休日:日曜日 TEL:075-221-4604 投稿者:旅館こうろ 北原達馬
昨日のつづきです。 まずサイズを測ってしまいます。綿の着物を作ったときにも一度測っていますが、お召しの着物は縮まないので正確に測ります。縮まないというのは正しく言えば、洗わないから縮まないという意味だと思います。実際の生地の性質上は水に濡れると縮みます。綿の着物は洗っても構わないのですが、若干縮むので最初に多少ゆとりを持ったサイズに仕立てます。お召しは洗えないので縮むことはない、つまり最初に仕立てたままのサイズになるという訳です。 サイズを測ってしまったら、また色々「選択」をしないといけません。まず羽織の額裏(羽織裏)を決めます。男性の着物は柄が地味な分、見えないところでお洒落をします。その一つが額裏です。羽織の裏側の部分で、着ている間は見えませんが、脱いだときにちらっと見える。その時に洒落た額裏を選んでいるかどうかにセンスが表れる訳です。 骸骨柄やマッチの柄などもあります。面白いですが、今回の目的からするとカジュアル過ぎます。 上の写真のような山科絵と言われる絵を選んだり、希望する絵を特注したりも出来るので、この部分は凝り出すときりがないのですが、今回あまり仕立てに時間をかけたくなかったので、特注はあきらめました。大変残念ですが無難な柄を選びました。 最終的に選んだ物です。上から額裏(宝づくし)、羽織、長着となります。 最後に長着の裏地を選びます。長着は袷にします。長着は単衣(ひとえ)と袷(あわせ)があって、要は裏をつけるかつけないかです。夏物などはみな単衣です。この裏につける生地はまた種類が違う物で、金巾(かねきん)と呼ばれます。非常に細い綿でつくられており、光沢があります。 おっと、今回はまだ続きがあります。紋を入れなければならないのです。まずは家紋が何であるか?恥ずかしながら自分の家の家紋が何であるか、正確には分かっていませんでした。また実際に家紋は似たようなものが大変たくさんあるので、きっちり調べる必要があります。そこでこんな物を貸して下さいました。 「平安紋鑑」。日本中の家紋が載っている図鑑です。単に自分の家紋を調べるという以上に見ていると面白いものです。家紋の多様さ、優れたデザインには感心します。ヨーロッパのモノグラムにも影響を与えたと言われますしね。 で、調べた結果、北原家の家紋は「丸に剣片喰(けんかたばみ)」のようです。 家紋が分かったら次にこの家紋をどのように着物と羽織に入れるかです。私のイメージには白い紋しかなかったのですが、どうもそれは黒紋付の場合(染めの段階で白く抜く)で、普通は共色(ともいろ)と言って選んだ生地に似た色であまり目立たなく「刺繍」することが多いそうです。 さらに描き方として「日向(ひなた)」と「陰(かげ)」があるとのこと。模様を埋めてしまうか、輪郭だけ取るかです。 例をあげると、同じ紋でもこういう風に入れると「日向」。 こっちだと「陰」。 しかし、紋鑑によるとそもそもこれらの紋は別物ですから、家紋を正確にあらわそうとすると日向か陰かは自動的に決まってくると思います。うちの場合は日向になります。 刺繍の色を共色にするか生成の色(素の糸の色=ベージュっぽい白)にするかは、結局長着を共色、羽織を生成の色と別々にしてみました。 すべて新調するとなると長襦袢も必要ですが、これはすでに持っている物を使用します。また帯や羽織紐については後からでも考えられるので、今回はとりあえずここまでで発注することにしました。 あとは約一ヶ月待つだけです。 ではその三に続く。 ◆男のきもの えいたろう屋 〒604-8166 京都市中京区三条通烏丸西入北側 文椿ビルヂング1階東南角 営業時間:11:00~20:00 定休日:なし TEL/FAX:075-211-2255 http://www.eitarouya.com/ 投稿者:旅館こうろ 北原達馬
桜がそろそろ満開になりそうな季節ですが、 昨日、ひそかに旅館青年部メンバー3人で、今日の平成21年4月1日に祇園の八坂神社の近くにオープンする 旅館の施設見学に行ってまいりました。その名は KIZASHI THE SUITE です。  http://www.kizashi-gion.jp/ 全室スイートルームの高級旅館でした。 (複合施設です。1階が京都の名品が一同に会する倭美座。2階が祇園辻利。3階4階が宿泊施設です。) 全室和洋室になっていて ベットで寝れて快適そうでした。 宿泊料金はまだ詳しく教えていただけなかったので 非常に高くなるんだろうなと 思ってしまいました。 私のNISHIYAMA RYOKANとは客層も少し違うような感じがしたので、是非、京都の観光のために、色々な旅館が京都にオープンして、ともに京都の文化を守っていきたいなって思いました。(利益追求だけの旅館はNOT NEEDですが) また、この旅館の近くに プライベート感覚で利用できる 億 『イベント施設としてのご利用から、ご宴会、ご宿泊まで幅広く対応』 もオープンするようでした。こちらの写真も撮影しましたが上手くブログに載せれなかったので載せません。すいません。  では 是非 新しい京都を 旅館を宜しくお願いします。  投稿者:NISHIYAMA RYOKAN 西山 武宏
開花宣言後すっかり冷え込んだせいで、思ったより開花の進まなかった京都の桜も今週あたりそろそろ見頃をむかえるでしょうか。 今回の記事では旅館こうろの北原が着物を誂える様子を一からお伝えしたいと思います。何分着物については素人ですので、記事の中に間違いがございましたら優しくご指摘下さい。 2年前の秋からこれまでに私は木綿の単衣の着物と羽織、夏用の綿麻の着物を作りました。しかし、これらの着物ではちょっとした会合や会議に出席するにはカジュアルすぎます。そう言うわけで今回は略礼服としての着物を作りたいと思った次第です。「お召しの着物」です。 ご協力頂いたのは男のきもの専門店の「えいたろう屋」さん。私が最初からお世話になっているお店です。 烏丸三条を少し西に入ったところにある文椿ビルヂングの1階に店舗を構えられています。もとは白生地卸しで、主に神官装束を作っておられたそうです。本家は室町の張田商店さん。男の着物は最初はネット販売からはじめられ、平成16年に現在の三条店がオープンしました。最近は素材にしても仕立てにしても製造が海外で行われる場合も増えてきているそうですが、えいたろうさんは国産と国内での仕立てにこだわって着物を作っておられます。 入り口の看板です。 レトロな雰囲気の店内。 帯、羽織紐、雪駄など小物も色々そろっています。オリジナルの商品も開発されています。和装に似合うカバンや帯に付けられる携帯入れ(便利!)なんかもあります。 さて、着物を作りたい!と思った最初の時点でまずつまづいてしまうのが、どこで買えばいいの?ということ。最近はネットなどの通販で着物が買えますし、そう言ったお店で手に入る既製の着物はお値段的にもお手頃です。 ただし、着物は洋服と違って、ちょっと体に合わないものを着ると不格好なのがすぐに分かってしまいます。素材の善し悪しも目につきやすいです。またネットでも男性物は女性物に比べるとかなり品物が少ないです。そのことを考えると、どうせ買うならやはり店舗で相談しながら自分の着物を誂えたいというもの。 えいたろうさんはそんな男性が着物を誂えるには大変ありがたいお店です。私も初心者丸出しで通っていますが、色々気さくにお話しして頂けるので助かります。 今回のおおまかな目的は「お召し」の略礼服を作ると言うこと。長着と羽織を作ります。私も知らないなりに「お召し(おめし)」というのがちょっと良い着物というのは耳にしていました。しかし、お召しというのが一体何のことを指しているのか分かりません。今回はまずそこからです。 着物は反物から作ります。織った布をくるくる巻いてあるあれです。 ↑これ。 反物は大雑把に言えば素材と布の種類(織り方?)で分類されます。素材は綿、麻、絹と言ったものです。絹のものについては「正絹」と書いて何故かショーケンと言うので覚えておいて下さい。細かく言うと織物は縦糸と横糸に別の素材を使うことが出来るようで、縦糸も横糸も絹の100%絹製品が正絹となります。 で、布の種類。よく聞くのは紬(つむぎ)です。紬は木綿糸か絹糸のうち若干質の劣るもので作った紬糸から作った布です。風合いが特徴的なので、紬はすぐに分かります。布は他に羅、絽、紗、縮緬などたくさんの種類あります。お召しも縮緬の一種になるようです。「横糸に強い縒りがかけてある」らしいです。それが布表面の特徴になって現れています。素材は絹で高級品です。徳川第11代将軍家斉が愛用したことから「お召し」と呼ばれるようになったそうです。 着物にはTPOに合わせたルールがあります。紬の着物は絹でも礼服には出来ないとか、お茶席にはお召しと言ったようなことです。今回は礼服なのでお召しです。えいたろうさんでは「梨地(なしじ)」という生地もすすめられました。これもお召しと同格の高級品で略礼服に使用しても問題ないそうです。 まずはお召しの生地から長着と羽織の色を選びます。生地選びは楽しいものの、大変悩む部分です。手触りを確認したり、外に持っていって太陽の光の元で色を確かめたり・・・ 色々並べて色や風合いを比べます。 反物の状態でも体に巻いてみると、実際の感じがおおよそ分かります。 悩んだあげく、まずはメインとなる反物を二つ選びました。まだまだ決めることがあります。 その二へつづく。 ◆男のきもの えいたろう屋 〒604-8166 京都市中京区三条通烏丸西入北側 文椿ビルヂング1階東南角 営業時間:11:00~20:00 定休日:なし TEL/FAX:075-211-2255 http://www.eitarouya.com/ 投稿者:旅館こうろ 北原達馬
とあるおせんべい屋さんに、なんと無料のカフェが登場です。 その名もFREE CAFE !!ある程度ルールはありますが、おかきとドリンク無料です!! お店の看板です 実はおかきの播磨屋さんがやっておられます。フリーカフェ播磨屋ステーションは、播磨屋の利益を社会に還元するために行われており、目的は2つあります。一つは、10代~30代の若者に日本古来の伝統食品であるおかきを広くPRするのと、集い来る若者に地球環境問題の実用性や、緊急性を正しく伝え、あわせてその抜本的完全解決策が実在することと、そのリアルタイムな進歩状況を広報することが目的なんです。  店内です 場所は、京都御所の近くです。地下鉄丸太町駅より、徒歩3分ぐらいです。本当に播磨屋さんのおかきは、おいしいですよね。御所に散歩に行ったときは、ぜひまた立ち寄りたいもんですね。皆様もお近くにお越しの際は、立ち寄ってみられてはどうでしょうか? 詳細はhttp://www.harimayahonten.co.jp/tenpo/kyoto.html 投稿者 京都 緑風荘 大野昌帝
今日は、環境問題に取り組んでいる京都グランヴィアさんに見学をさせていただきました。お部屋は五百数十室、従業員の方も約五百名ほどおられます。 ごみはたくさんの品目に分別され、リサイクルできるものはリサイクルへ、燃やすものは焼却場へ、きちっと分かれていました。紙類・缶類・瓶・ペットボトル・蛍光灯・割り箸等。 軽量されて残飯のゴミ置き場に捨てられます。いろいろ分別されてます。 節水・節電対策もされておられます。お客様のお部屋のポットの水を、最初から入れておくのではなく、ミネラルウォーターに変更。ポットを洗う際の水と入れ替えの水が節水されています。手洗いの水は、自動栓で節水こま付き。従業員用通路の蛍光灯は、間引いてあったり、従業員への注意のうながしもあります。コピーの両面使用・スキャンの実行などによるペーパーレス化・他にも対策はいろいろです。裏方からお客様のお部屋まで、いろいろな状況にあった対策をされております。 従業員用通路の蛍光灯が間引かれてます。 従業員への注意のうながしです。 環境問題は、今や世界的な大きな問題になってきています。これから数年後この様なことが本当に当たり前の時代が来るかもしれませんね・・・近い将来。我々も出来ることから少しづつ実行していかないと! 投稿者 京都 緑風荘 大野昌帝 協力 ホテルグランヴィア京都

【取材】着物屋さん

2月 12th, 2009

今日は京都の着物屋さんに仲間と訪れました。 着物屋さんの名前は西村兄妹キモノ店です。 我々は、少しでも着物の文化を伝えられたらと考え、まず自ら着物を着てみようとたくらんでいます。 それはさておき、このお店のコンセプトは、寿(ことほぎ)と和(なごみ)です。 寿は、妹さんの名前というのもあるそうですが、祝いなど公式な場でも自信をもって着ていける着物を販売することを意味しています。なので一流の職人さん達の伝統的な手仕事で作られたものであり、オーダーメイドが中心の着物になります。 和のいろいろな着物があります。 和は、兄の名前というのもあるそうですが、ずばり「カジュアル」で「着物を身近に」という意味が込められています。着物初心者の我々にとっては、入りやすい感じを受けました。実際西村寛和氏は「免許を取っていきなりフェラーリーに乗るより、練習用の車に乗って次につなげる。」「格付けは、関係なく仲間が集まるときに本当に気軽に着れる着物。」と言っておられました。なるほど・・・うんうん納得してしまいました。 実際に試着できます。 本日は次の予定もあり、ばたばたとしていましたが、仲間の一人は購入しました。某芸能人も西村氏の着物を購入しているみたいです。私も、次回は購入出来たらな・・・・・・・? みなさま着物の購入を考えておられる方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか? 詳細 http://www.kimono-breath.net/ 投稿者 京都 緑風荘 大野昌帝
予告していた取材記事です。今回は祇園にある京つけもの専門店「ぎおん川勝」さんにご協力頂きました。 まずは野菜の買い付けです。朝から中央市場で行われる「競り」を見に行きました。中央市場の青果類は「京果」さんと「○K(○マークの中にKの文字。「マルケー」と読む。)」さんが「卸し」となっており、競りを仕切ります。約50軒ほどある仲買い業者さんが競りに参加し、希望の野菜をなるべく安く手に入れようとがんばります。 川勝さんや料理屋さんなどは直接競りに参加することは出来ず、競りが終わった後に仲買い業者さんから希望する商品を買い付けます。それぞれ懇意にしている仲買い業者さんがあり、お付き合いしていく中で希望する商品や好みなどを覚えていってもらえるそうです。 取り扱われる野菜・果物は「近郷もの」と「遠地もの」に大別されます。近郷は京都・滋賀県産のもの、遠地はそれ以外となり、競りの行われる会場が違います。競りはいくつかの場所で同時進行となるので、仲買い業者さんはそれぞれ担当に分かれて競りに参加します。 競りは午前6時にはじまります。野菜1種類ずつ、順番に回っていき、すべてに買い手がついたら次の野菜に移ります。基本的に売れ残ることはないそうです。正確には「残さないようになっている」みたいです。もし競りの段階で売れ残ってしまうと、その商品の行き場はありません。そうなると卸しは丸損になってしまうので、あまり必要のない商品でも最終的にはどこかの仲買い業者さんが買い取るのが暗黙の了解なのです。 野菜にはもちろん品質に差があって、良い商品には人気が集まります。仲買業者さんは当然、競りが始まる前に希望の商品に目星を付けています。競りの開始前の下見がとても重要だそうです。 それにしても超高速で交わされる言葉や金額のやり取りは端から見ているとさっぱり分かりません。それでも今頃の時期(オフシーズン)の競りはおとなしいもので、年末年始などは商品も人もずっと多くなって、みな殺気立ってくるとのことです。そんな競りに参加出来るようになるには相当度胸と熟練が必要だろうなぁと感じました。 競り落とされた野菜にはその箱に仲買い業者さんの番号が記入されます。 こちらは遠地の競りです。近郷の競りはダンボールの迷路をぞろぞろと業者さんが移動するのですが、遠地の方は業者さんも卸しの方も移動せず、商品がどんどん出てくる感じです。近郷ものより商品が少ないからでしょうか。 ではどんな野菜があるか少し見てみましょう。左上は赤カブです。葉付きです。右上はほうれん草です。左下は京都のブランド野菜、九条ネギです。普通のネギより太くて身が詰まっているので煮ても美味しいですね。右下もブランドの聖護院蕪。この季節のお漬物「千枚漬け」になります。 さて、こちらは壬生菜です。この壬生菜はスーパーなどにも出回る普通の壬生菜です。 しかし・・・ こちらはお漬物用の壬生菜。大きさがまったく違います。先ほどの壬生菜の倍はあります。野菜はお漬物にすると水分がぬけて縮みます。壬生菜はお漬物にするならこのような大きなものが良いのです。 競りが一段落してきたので、川勝さんが野菜を買い付けている業者さん、「橋弥」さんに向かいました。 川勝の専務さんが通って10年目。最初の5年は思ったような買い付けが出来なかったそうですが、懇意になった今では希望の商品を競り落として準備してくれています。今日買う壬生菜はすでに用意してありました。 ちなみにこちらは参考までに見せて頂いた最高級の「壬生菜」。 ところで良い野菜は何が違うのか?素人でもすぐに思いつくのは気候や土の質などの環境、そして生産者の育て方ですよね。しかしそれ以外の点は、野菜も「遺伝子」なのです。おいしい野菜からはおいしい野菜が生まれるのです。つまり「種」です。同じ野菜でも「種」の段階で違うのです。この壬生菜の生産農家さんは、他には渡さない、おいしい壬生菜の「種」をお持ちなわけです。 今日、川勝さんは壬生菜、からし菜、大根を購入されました。大根はもともと消費量の多い野菜で、近郷だけはまかなえません。このように遠地から来たものが大量に並べられています。川勝さんが購入したのも遠地もの、今日は徳島産です。同じ野菜でも産地によってお漬物に向き不向きがあり、その点は仲買い業者さんとも相談して購入されるそうです。 市場の狭い通路を高速で疾走する荷台(?)で川勝さんのトラックまで運んで頂きます。7時過ぎくらいに買い付けは終了します。この時期は競り自体が1時間くらいで終了します。忙しい時期は2時間、3時間と続くそうです。 朝、野菜を買った後、川勝さんではまず配送作業を行います。ぎおん川勝さんは旅館、ホテルやお料理屋さんと言った業者への販売をメインにされています。祇園の店舗で販売されている小売は割合的には少ないのです。ですから先ずは取引先へ、その日入っている注文の品を届けることになります。 配送作業が一段落したら、その後はひたすらお漬物を漬け込む作業に入ります。川勝さんの工場へお邪魔しました。 近頃のお漬物はほとんどが浅漬けです。川勝さんはその日仕入れたフレッシュな野菜をすぐに漬け込み、仕上がれば数日で販売してしまい、その頃にはまた新しいお漬物が出来上がると言った短いサイクルを繰り返しておられるので、余計な保存料や着色料を使用しておられません。ですからデパートなどでの小売も大量生産もされませんが、当然おいしいのです。 まず壬生菜です。壬生菜は砂がつきやすいので、最初に良く洗います。 洗った後細かく刻み、塩に漬けます。1日漬けたらまた洗い、また塩に漬けます。基本的にはどのお漬物も、この洗いと漬け込みを2、3度繰り返します。回数は野菜によって違ってきます。柔らかい葉っぱのお漬物は回数も漬け込む日数も少ないですが、丸大根だと4回の洗い・漬け込み作業と2週間以上の期間がかかります。 こちらは赤カブ。赤カブはお漬物以外ではあまり口にしないように思います。赤カブと言っても中は白いです。1日塩に漬けたものを洗っています。 そしてまた塩をふります。からし菜も同じ作業を行っておられました。 次は丸大根を見てみます。この丸大根は2日間塩に漬けたものです。この段階で一回切ってみます。そして硬さや漬かり具合を見て、醤油漬けにするか古漬けにするか相談しておられました。やわらかければ醤油漬け、硬いようなら古漬けにします。 十分柔らかいようだったので、醤油漬けにすることになりました。硬いと表皮に近い部分がかみ切れなくなります。 醤油漬けは自家製のポン酢を使って作っておられます。 出来上がったお漬物を一旦保存しておく冷蔵庫の中身を見せて頂きました。これが完成した「丸大根の醤油漬け」です。酸橘が一緒に漬けられています。飴色に輝いています。おいしそうですねー。 こちらはからし菜。最終的に唐辛子も加えられています。かさは漬けはじめの4分の1くらいに縮んでいます。 そしてこちらは冬のお漬物の代表格「千枚漬け」。 樽から出したものを味見させて頂きました。川勝の専務さんもこの樽から直接食べる時のお漬物が一番おいしいとおっしゃっていました。実際、私、こんなおいしい千枚漬けを食べたのは初めてです。 こちらが店舗で小売りする追加分のお漬物。その日必要な分だけ樽から出して袋詰めします。店舗へ行けば先ほどの千枚漬けも「樽 to 口」とほぼ同じものが頂けます。 工場の見学を終え、最終的には祇園石段下にある川勝さんの店舗へ向いました。八坂神社前を少し北へ入った西側です。 こちらではもちろん各種お漬物が購入出来ます。浅漬け以外にも梅干しやちりめん山椒も販売されています。 さらに、お漬物がたっぷり頂けるお茶漬けを提供する「ぶゝ家」さんを併設されています。 私が頂いたのはしっかりお漬物を味わえるスタンダードなコース。最近のヒット商品は右手前の「ごぼう漬け」だそうです。こちらのお茶漬けコースは1,575円です。他にうなぎ茶漬け(2,100円)やじゃこ茶漬け(1,575円)もあります。軽く昼食するにはぴったりです。 以上、旅館こうろ特派員 北原達馬による取材記事でした。 京つけもの専門店 「ぎおん川勝」(ぶゝ家も同じ) 京都市東山区祇園町北側297 http://www.gion-kawakatsu.com/ 075-561-1745 11:00~20:00 水曜定休