京都も春の観光シーズン真っ只中です。気温は、連日暑いくらいですね!少し前の寒さは、どこえやら?
それはさておき、お車で京都観光へお越しの方、京都市が行っているパークアンドライドをご存知でしょうか?
パークアンドライドとは、市街地や観光地などの交通が集中する道路の渋滞緩和を目的として,自動車を駐車場に停めて(Park),公共交通にのりかえ(Ride),スムーズに目的地に移動していただく交通対策の一つです。
駅やバスターミナルなどに隣接した駐車場に自動車をとめ,鉄道やバスなどにのりかえて移動することで交通渋滞や駐車場探しなどのわずらわしさから逃れることができるだけでなく,大気汚染や地球温暖化の原因となる排気ガスの発生を抑制することができることから,環境面でも大きな効果が期待できます。
京都市でも春と秋の土曜・日曜・祝日は、駐車スペースを拡大して実施しています。平日は、滋賀県大津や大山崎は年間通じて行っております。行く場所での駐車代を考えると、かなりお安くなっていると思います。
4月・5月の土・日・祝日は駐車スペースもかなり多くなりますので、御利用いかがでしょうか?京都リサーチパークは、280台利用可能ですのでおすすめです。
(※西屋外駐車場,東地下駐車場は上限設定料金がございませんのでご注意下さい。)
4月・5月の土・日・祝日詳細はこちら
年間通じての詳細はこちら
投稿者:京都 緑風荘 大野昌帝
伝統産業が大好きな中西敏之です。
4月、今年の桜は長持ちですね。まだまだ見ごろです。
京都の春のライトアップは人気イベントです。二条城のライトアップや祇園白川のライトアップ、円山公園の枝垂れ桜のライトアップなど、夜桜を存分に楽しめます。
当館より近い平安神宮も年に一回、春だけ神苑のライトアップ「平安神宮 紅しだれコンサート 2009」を開催しています。
小川治兵衛の代表の平安神宮・神苑は四季の景色が美しく借景が美しく残っております。
期間は4日間のみで2009年4月9日(木)~12日(日)です。 平安神宮 の春を彩る風物詩「平安神宮 紅しだれコンサート」は、今回で19回目です。谷崎潤一郎が、小説「細雪」のなかで、“紅の雲のよう”と形容した南神苑の桜と、東神苑に咲き競う桜をライトアップし、東神苑・貴賓館では、癒しの音楽が演奏されます。
普段は見れない夜の神苑は一見の価値ありです。
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公開時間 18:15~21:00(雨天決行)
演奏時間 1回目18:40~19:20、2回目19:50~20:30
前売券 1,700円
当日券 2,000円出演者
9日:KOBUDO-古武道-(チェロ・ピアノ・尺八)
10日:溝口肇(チェロ)
11日:ジュスカ・グランペール(ギター・バイオリン)
12日:ロビン・ロイド(尺八・カリンバほか)(演奏者は日によって変わります)【平安神宮】左京区岡崎西天王町 市バス5・57・100「京都会館美術館前」 お問い合わせ 「平安神宮紅しだれコンサート2007」事務局 TEL 075(241)5233
投稿者京都の旅館 南禅寺・八千代 中西敏之
京都東山区の元奈古です。
通勤路の桜が満開になりました。
場所によってはちらほらと散り始めている桜もありますが、
こちら「あおくすの庭」の桜は今が見頃満開です。
敷地内には数本しか桜がありません。
近くの円山公園は「枝垂れ桜」が有名なので、
お花見の声で大変賑わっていますが、
こちらは静まり返って幻想的でした。
投稿者:旅館元奈古 東野正和
今年は桜が開花してからなかなか満開になりませんでしたね。
やっと先週末から気温が上がって一気に桜が咲いてきました。
そんなわけで、建仁寺のすぐ裏にある永源院というお寺でお花見茶会があるとの事で行ってきました。京都に住んでいてもなかなかお茶会に参加する機会がなくて一度体験してみたいと思っていたところ、(社)茶道裏千家淡交会青年部の方に「お花見茶会を開催します。若手の会なので気楽に参加してみてはどうですか?」とのお誘いを受けて参加させて頂きました。
(お茶席では気が小さいので写メなど撮れませんでした。。ので、永源院の写真を載せます。)
永源院は織田信長の弟であり、千利休のでしでもあった織田有楽斉によって造成され、名席「如庵」は国宝にも指定されています。(犬山に移築され、現在は2008年に再現された)
「如庵」も見学して、解説をして頂きました。「如庵」は侘びた表情の中にも随所に意匠が施され、作り手の奔放な遊び心さえ感じさせる空間となっています。茶室のデザインに遊びを取り入れたのが「如庵」であり、有楽斉でありました……いろいろ聞いたのですが…すいません、あんまり詳しく分かりませんでした。確かに見ていて、床の間の脇に斜めに走る壁があったり、窓の格子に趣向が凝らしてあったり、壁紙に暦紙を使っていたり。自分の中の茶室とはちょっと違う?ってう感じはしました。これを機会に勉強したいですね。
肝心の茶席ですが、庭には大きな枝垂れ桜が咲いていたのに茶席は襖を閉めて外がまったく見えない席でした。花見茶会なのになぜ??と思っていたところ、主催された方から、「私はここの襖に描かれている桜がとても大好きで是非みなさんにも見て頂きたかった。」との事でした。
ここで思い出したのが、千利休のこんなエピソードでした。
ある朝、利休は秀吉に「朝顔が美しいので茶会はいかがですか」と使いを出したました。秀吉が“満開の朝顔の庭を眺めて茶を飲むのはさぞ素晴らしいだろう”と楽しみにやって来ると、庭の朝顔はことごとく切り取られて全くない。ガッカリして秀吉が茶室に入ると、床の間に一輪だけ朝顔が生けてあった。一輪であるがゆえに際立つ朝顔の美しさ!秀吉は利休の美学に脱帽したという。
わざわざ庭の綺麗な枝垂れ桜を見えなくして、襖の桜を際立たせたのでしょうか。
私なら両方眺めて楽しんだらいいんじゃ?なんて思いますけど、おもてなしの心って奥が深いですね。
投稿者:ホテル杉長 杉原
待つこと約1ヶ月。
留守電に着物が仕立て上がったとの連絡が入っていたので、早速受け取りに行きました。
仕立て上がった長着と羽織です。折角なので試着してみます。
やはり、自分用に仕立てた物はしっくりきます。軽くてイイ感じです。
これが長着に共色で入れてもらった紋。思ったよりはしっかり見えます。
羽織も着てみました。やっぱり羽織ると言うのかな?考えてみると「羽織る」って言葉は今でも日常的に使いますが、羽織があったから使った言葉ですよね。羽織を着用する際の行為がそのまま動詞になっています。面白いです。
ちなみに羽織紐がなかったので、その場で選んで購入しました。
さて、これで今回の取材、「着物を誂えよう」は完結です。
写真撮影、取材等、色々ご協力頂きましたえいたろうさん、ありがとうございました。
◆男のきもの えいたろう屋
〒604-8166
京都市中京区三条通烏丸西入北側 文椿ビルヂング1階東南角
営業時間:11:00~20:00
定休日:なし
TEL/FAX:075-211-2255
http://www.eitarouya.com/
ちなみにえいたろうさんは同じお名前で和食の食事処も経営されています。
こちらも予約必須の人気店です。
◆えいたろう屋
京都府京都市中京区御池通室町東入ル龍池町448
営業時間:17:30~23:00
定休日:日曜日
TEL:075-221-4604
投稿者:旅館こうろ 北原達馬
昨日のつづきです。
まずサイズを測ってしまいます。綿の着物を作ったときにも一度測っていますが、お召しの着物は縮まないので正確に測ります。縮まないというのは正しく言えば、洗わないから縮まないという意味だと思います。実際の生地の性質上は水に濡れると縮みます。綿の着物は洗っても構わないのですが、若干縮むので最初に多少ゆとりを持ったサイズに仕立てます。お召しは洗えないので縮むことはない、つまり最初に仕立てたままのサイズになるという訳です。
サイズを測ってしまったら、また色々「選択」をしないといけません。まず羽織の額裏(羽織裏)を決めます。男性の着物は柄が地味な分、見えないところでお洒落をします。その一つが額裏です。羽織の裏側の部分で、着ている間は見えませんが、脱いだときにちらっと見える。その時に洒落た額裏を選んでいるかどうかにセンスが表れる訳です。
骸骨柄やマッチの柄などもあります。面白いですが、今回の目的からするとカジュアル過ぎます。
上の写真のような山科絵と言われる絵を選んだり、希望する絵を特注したりも出来るので、この部分は凝り出すときりがないのですが、今回あまり仕立てに時間をかけたくなかったので、特注はあきらめました。大変残念ですが無難な柄を選びました。
最終的に選んだ物です。上から額裏(宝づくし)、羽織、長着となります。
最後に長着の裏地を選びます。長着は袷にします。長着は単衣(ひとえ)と袷(あわせ)があって、要は裏をつけるかつけないかです。夏物などはみな単衣です。この裏につける生地はまた種類が違う物で、金巾(かねきん)と呼ばれます。非常に細い綿でつくられており、光沢があります。
おっと、今回はまだ続きがあります。紋を入れなければならないのです。まずは家紋が何であるか?恥ずかしながら自分の家の家紋が何であるか、正確には分かっていませんでした。また実際に家紋は似たようなものが大変たくさんあるので、きっちり調べる必要があります。そこでこんな物を貸して下さいました。
「平安紋鑑」。日本中の家紋が載っている図鑑です。単に自分の家紋を調べるという以上に見ていると面白いものです。家紋の多様さ、優れたデザインには感心します。ヨーロッパのモノグラムにも影響を与えたと言われますしね。
で、調べた結果、北原家の家紋は「丸に剣片喰(けんかたばみ)」のようです。
家紋が分かったら次にこの家紋をどのように着物と羽織に入れるかです。私のイメージには白い紋しかなかったのですが、どうもそれは黒紋付の場合(染めの段階で白く抜く)で、普通は共色(ともいろ)と言って選んだ生地に似た色であまり目立たなく「刺繍」することが多いそうです。
さらに描き方として「日向(ひなた)」と「陰(かげ)」があるとのこと。模様を埋めてしまうか、輪郭だけ取るかです。
例をあげると、同じ紋でもこういう風に入れると「日向」。
こっちだと「陰」。
しかし、紋鑑によるとそもそもこれらの紋は別物ですから、家紋を正確にあらわそうとすると日向か陰かは自動的に決まってくると思います。うちの場合は日向になります。
刺繍の色を共色にするか生成の色(素の糸の色=ベージュっぽい白)にするかは、結局長着を共色、羽織を生成の色と別々にしてみました。
すべて新調するとなると長襦袢も必要ですが、これはすでに持っている物を使用します。また帯や羽織紐については後からでも考えられるので、今回はとりあえずここまでで発注することにしました。
あとは約一ヶ月待つだけです。
ではその三に続く。
◆男のきもの えいたろう屋
〒604-8166
京都市中京区三条通烏丸西入北側 文椿ビルヂング1階東南角
営業時間:11:00~20:00
定休日:なし
TEL/FAX:075-211-2255
http://www.eitarouya.com/
投稿者:旅館こうろ 北原達馬
桜がそろそろ満開になりそうな季節ですが、
昨日、ひそかに旅館青年部メンバー3人で、今日の平成21年4月1日に祇園の八坂神社の近くにオープンする
旅館の施設見学に行ってまいりました。その名は KIZASHI THE SUITE です。
http://www.kizashi-gion.jp/
全室スイートルームの高級旅館でした。
(複合施設です。1階が京都の名品が一同に会する倭美座。2階が祇園辻利。3階4階が宿泊施設です。)
全室和洋室になっていて ベットで寝れて快適そうでした。
宿泊料金はまだ詳しく教えていただけなかったので 非常に高くなるんだろうなと 思ってしまいました。
私のNISHIYAMA RYOKANとは客層も少し違うような感じがしたので、是非、京都の観光のために、色々な旅館が京都にオープンして、ともに京都の文化を守っていきたいなって思いました。(利益追求だけの旅館はNOT NEEDですが)
また、この旅館の近くに プライベート感覚で利用できる 億 『イベント施設としてのご利用から、ご宴会、ご宿泊まで幅広く対応』
もオープンするようでした。こちらの写真も撮影しましたが上手くブログに載せれなかったので載せません。すいません。
では 是非 新しい京都を 旅館を宜しくお願いします。
投稿者:NISHIYAMA RYOKAN 西山 武宏
開花宣言後すっかり冷え込んだせいで、思ったより開花の進まなかった京都の桜も今週あたりそろそろ見頃をむかえるでしょうか。
今回の記事では旅館こうろの北原が着物を誂える様子を一からお伝えしたいと思います。何分着物については素人ですので、記事の中に間違いがございましたら優しくご指摘下さい。
2年前の秋からこれまでに私は木綿の単衣の着物と羽織、夏用の綿麻の着物を作りました。しかし、これらの着物ではちょっとした会合や会議に出席するにはカジュアルすぎます。そう言うわけで今回は略礼服としての着物を作りたいと思った次第です。「お召しの着物」です。
ご協力頂いたのは男のきもの専門店の「えいたろう屋」さん。私が最初からお世話になっているお店です。
烏丸三条を少し西に入ったところにある文椿ビルヂングの1階に店舗を構えられています。もとは白生地卸しで、主に神官装束を作っておられたそうです。本家は室町の張田商店さん。男の着物は最初はネット販売からはじめられ、平成16年に現在の三条店がオープンしました。最近は素材にしても仕立てにしても製造が海外で行われる場合も増えてきているそうですが、えいたろうさんは国産と国内での仕立てにこだわって着物を作っておられます。
入り口の看板です。
レトロな雰囲気の店内。
帯、羽織紐、雪駄など小物も色々そろっています。オリジナルの商品も開発されています。和装に似合うカバンや帯に付けられる携帯入れ(便利!)なんかもあります。
さて、着物を作りたい!と思った最初の時点でまずつまづいてしまうのが、どこで買えばいいの?ということ。最近はネットなどの通販で着物が買えますし、そう言ったお店で手に入る既製の着物はお値段的にもお手頃です。
ただし、着物は洋服と違って、ちょっと体に合わないものを着ると不格好なのがすぐに分かってしまいます。素材の善し悪しも目につきやすいです。またネットでも男性物は女性物に比べるとかなり品物が少ないです。そのことを考えると、どうせ買うならやはり店舗で相談しながら自分の着物を誂えたいというもの。
えいたろうさんはそんな男性が着物を誂えるには大変ありがたいお店です。私も初心者丸出しで通っていますが、色々気さくにお話しして頂けるので助かります。
今回のおおまかな目的は「お召し」の略礼服を作ると言うこと。長着と羽織を作ります。私も知らないなりに「お召し(おめし)」というのがちょっと良い着物というのは耳にしていました。しかし、お召しというのが一体何のことを指しているのか分かりません。今回はまずそこからです。
着物は反物から作ります。織った布をくるくる巻いてあるあれです。
↑これ。
反物は大雑把に言えば素材と布の種類(織り方?)で分類されます。素材は綿、麻、絹と言ったものです。絹のものについては「正絹」と書いて何故かショーケンと言うので覚えておいて下さい。細かく言うと織物は縦糸と横糸に別の素材を使うことが出来るようで、縦糸も横糸も絹の100%絹製品が正絹となります。
で、布の種類。よく聞くのは紬(つむぎ)です。紬は木綿糸か絹糸のうち若干質の劣るもので作った紬糸から作った布です。風合いが特徴的なので、紬はすぐに分かります。布は他に羅、絽、紗、縮緬などたくさんの種類あります。お召しも縮緬の一種になるようです。「横糸に強い縒りがかけてある」らしいです。それが布表面の特徴になって現れています。素材は絹で高級品です。徳川第11代将軍家斉が愛用したことから「お召し」と呼ばれるようになったそうです。
着物にはTPOに合わせたルールがあります。紬の着物は絹でも礼服には出来ないとか、お茶席にはお召しと言ったようなことです。今回は礼服なのでお召しです。えいたろうさんでは「梨地(なしじ)」という生地もすすめられました。これもお召しと同格の高級品で略礼服に使用しても問題ないそうです。
まずはお召しの生地から長着と羽織の色を選びます。生地選びは楽しいものの、大変悩む部分です。手触りを確認したり、外に持っていって太陽の光の元で色を確かめたり・・・
色々並べて色や風合いを比べます。
反物の状態でも体に巻いてみると、実際の感じがおおよそ分かります。
悩んだあげく、まずはメインとなる反物を二つ選びました。まだまだ決めることがあります。
その二へつづく。
◆男のきもの えいたろう屋
〒604-8166
京都市中京区三条通烏丸西入北側 文椿ビルヂング1階東南角
営業時間:11:00~20:00
定休日:なし
TEL/FAX:075-211-2255
http://www.eitarouya.com/
投稿者:旅館こうろ 北原達馬