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花見茶会

4月 6th, 2009

今年は桜が開花してからなかなか満開になりませんでしたね。

やっと先週末から気温が上がって一気に桜が咲いてきました。

そんなわけで、建仁寺のすぐ裏にある永源院というお寺でお花見茶会があるとの事で行ってきました。京都に住んでいてもなかなかお茶会に参加する機会がなくて一度体験してみたいと思っていたところ、(社)茶道裏千家淡交会青年部の方に「お花見茶会を開催します。若手の会なので気楽に参加してみてはどうですか?」とのお誘いを受けて参加させて頂きました。

(お茶席では気が小さいので写メなど撮れませんでした。。ので、永源院の写真を載せます。)

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永源院は織田信長の弟であり、千利休のでしでもあった織田有楽斉によって造成され、名席「如庵」は国宝にも指定されています。(犬山に移築され、現在は2008年に再現された)

「如庵」も見学して、解説をして頂きました。「如庵」は侘びた表情の中にも随所に意匠が施され、作り手の奔放な遊び心さえ感じさせる空間となっています。茶室のデザインに遊びを取り入れたのが「如庵」であり、有楽斉でありました……いろいろ聞いたのですが…すいません、あんまり詳しく分かりませんでした。確かに見ていて、床の間の脇に斜めに走る壁があったり、窓の格子に趣向が凝らしてあったり、壁紙に暦紙を使っていたり。自分の中の茶室とはちょっと違う?ってう感じはしました。これを機会に勉強したいですね。

肝心の茶席ですが、庭には大きな枝垂れ桜が咲いていたのに茶席は襖を閉めて外がまったく見えない席でした。花見茶会なのになぜ??と思っていたところ、主催された方から、「私はここの襖に描かれている桜がとても大好きで是非みなさんにも見て頂きたかった。」との事でした。

ここで思い出したのが、千利休のこんなエピソードでした。

ある朝、利休は秀吉に「朝顔が美しいので茶会はいかがですか」と使いを出したました。秀吉が“満開の朝顔の庭を眺めて茶を飲むのはさぞ素晴らしいだろう”と楽しみにやって来ると、庭の朝顔はことごとく切り取られて全くない。ガッカリして秀吉が茶室に入ると、床の間に一輪だけ朝顔が生けてあった。一輪であるがゆえに際立つ朝顔の美しさ!秀吉は利休の美学に脱帽したという。
わざわざ庭の綺麗な枝垂れ桜を見えなくして、襖の桜を際立たせたのでしょうか。

私なら両方眺めて楽しんだらいいんじゃ?なんて思いますけど、おもてなしの心って奥が深いですね。

投稿者:ホテル杉長 杉原

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